経たれた望み

今日、取引先の柱である顧客が来社されました。

弊社の現状の様子と今後の事について来社されたのです。

社長も、私も、他従業員の方も、たとえ1%でも望みがあるならばと、少なからず期待をしていました。

「我が社も厳しい状況です」

「人員削減もしておりますし、出資している子会社も近い将来閉鎖の予定です」

「現在、お願いしております仕事も9月まで予定は・・・何とも言えません・・・」

顧客の言葉です。

引導を渡された感じでした。

社長も予想していた通りの言葉だったのか、特別取り乱しもせず、静かに聞いていました。

同席していた私も同じ態度です。

その後の会話は、預かっている資材をどうするかとか、今発注を受けている仕事をどこまで対応するか等の残務整理の話。

5月末までに全て完了と言う事で話は終了しました。

これで、1月に立ち上がった、私達がいる会社の閉鎖が決定した事になります。

稼動期間、わずかに5ヶ月で終了。

悔しいというか、寂しいですね。

一度も黒字にならないまま、終わってしまうなんて。

そういう時代と言ってしまえば、それまでですが。

これが現実です。

まあ、でもこれでサッパリしましたよ。

へんに望みがあったから、執着していた気持ちもありました。

これで、吹っ切れた感じもします。

こうなったら、目線は6月以降の新たな方向へ向けていくしかありません。

まだ、ちょっと心の整理がつかないというか、考えたくないというか、そういった気持ちです。

GWに入っていきますし、本格的な次への活動はGW明けから開始します。

正直なところ、ちょっと休みたいです。
(考えたくない、と言った方が正しいかな)

なんか、疲れてますので。

フ~ッ。