本格的に残務処理

4月の末に顧客には、5月末で会社の閉鎖の連絡は終わっています。

今度は今週頭から各取引先(仕入先)に連絡を行いました。

全部で三十数社ありますが、対応は会社(担当者)によって様々ですね。

まだ、支払いが終わっていない所は、まず、「支払いはどうなるのですか?」と聞いてきます。

やはり、お金ですね。

金の切れ目が縁の切れ目とはよく言ったものです。

連絡したその日に、請求書を持って来社されます。

今月末までには、振込みをしますよと言っているのですが、このご時世。

今までの付き合いがあっても、信用出来ないのでしょう。

現金を取りに来られた時、ちょっと話をすると「我が社も他人事ではありませんよ、明日はわが身です」という言葉が返ってきます。

電子デバイスの商社も厳しいのは同じですね。

「今後どうされるのですか?」

「今、仕事を探して、ありますか?」

などと聞かれますが、皆さんも先の事が心配なんでしょう。

「今までお世話になりました、でも、またこういった仕事をされるかもしれないのですよね?」

「また、その時はお取引をお願いしますよ」

と言って帰っていかれます。

この言葉も皆さん共通です、やはり営業の方ですね。

私は「いやぁ~先の事は全く未定です」

「もし、またこういう仕事に就けたら、こちらこそよろしくお願いします」

と返答。

本当に同じような仕事に就ければ良いですけど。

中には温かい言葉を頂ける方もいます。

「○○さん(私の事)は良い方なんで、弊社が求人募集していたら、お誘いするのですが、この不況下では・・・」

「もし、募集をはじめたら、声をかけますよ」と。

社交辞令でも嬉しいものですよ。

色々と励ましの言葉を頂いたりするのは、有り難いですね。

実際の業務もまだ仕事が残っている為、定時間内は色々と忙しい日々です。

忙しいので助かってますよ。

忙しくなかったら、余計な事を考え、不安でしょうがなくなります。

本来なら、こうやって日記を書いてるテンションでも無い状態ですが、こうでもしないと気を紛らわす事が出来ません。

各社の求人も依然として厳しい状況。

今の会社にいられるのも、泣いても笑ってもあと2週間。
(25日の週は有給消化になるので、まともに出勤はしないでしょうから実際はあと1週間になるのかな)

ゆっくりと眠れる日が来るのは、いつになるのかな~。